Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

我々のアパートに異邦人がいる

「我々のアパートに外国人が住んでいる!」とまた私、ここの住民だれかに通報されたから、移民局か警察かどっかまた行かなきゃいけなくなりそう。夫と私は住民票を夫の実家に置いている。私たちのように住民票どおりに住んでいないロシア人はたくさん居るの…

まだタラソワ解説がある時代

虎のおかげでゆづの儚さ美しさが更に際立ち、私はとろけた。泣いた。もうゆづしか瀕死の白鳥見られない、瀕死の白鳥=ウラノワ、いやいや、=ゆづ。ゆづ美しい、美しいものを見ると自然と涙がでる。メドベージェワがエキシビションで、セヴァストポリ争奪戦の…

価値のあるパンツ

ザギトワが金メダルだったので、ロシアではテレビつければ高確率でザギトワが映る。ザギトワの演技を見ていると子供の頃、白鳥にパンあげに行ったらウミネコに横取りされて悔しく哀しい思いをしたことと、パンツの重要性を思い出す。私にも、紐パンツとか色…

ロシア解説がイヤ

暇な妊婦はテレビでオリンピックを見ている。しかーし、テレビ局はロシア選手に注目し、我々のロシア選手が一番であり、金メダルに近いという解説をする。日本の選手を映してもちょん切ってロシア選手にカメラは向く。現在、絶賛ロシア嫌いの私にはこの上な…

心臓病検査終了!

さて、精神科医を名乗る医者から膝を小さな金槌のようなもので叩かれたり、目の動きや低血圧から心臓病と判断された私は12月の終わりから心臓病者として検査に回っていた。書類大国ロシアのとくに田舎の病院は、温室育ちの我々日本人には想像もつかないほど…

豚の脂身食らう妊娠

マースレニッツァ(脂の週)が終わった。日本の旧暦新年も2~3日前だったし、春の訪れを祝う時期はロシア日本も似たようなものなのね、気温はだいぶ違えど。今朝は心電図のあと、やっとホルター検査開始。すでに吸盤が痒い、これで寝られるのだろうか。検診に…

自分にとってのタラソワ

ロシアのバレエとか音楽界で長くやっていける人は、必ず誰か上の人に気に入られているはずです。かわいい子だけをかわいがる、えこひいきの国、誰かにはかわいがられていないとこの国でバレエなんかやっていけない。ああ昨日のゆづが頭から離れず幸せ。バレ…

羽生タラソワ解説

ゆづが泣いてる!私も泣く!おめでとうゆづ!タラソワ解説すべてがよかったけど、特記するべきことを;タラソワ「ところで次は羽生だわ、羽生よ」(別の選手の解説中)タラソワ「彼は転んでいないわ、太腿着氷してないもの!これは、彼の訓練の賜物よ、訓練は…

妊婦生活折返し地点

今朝は羽生結弦天使をテレビで崇める為早起き。ロシアにいる友人と中継メッセ交換で羽生結弦の美しさを分かち合う。子供をゆづると名付ければ絶対王者よと言う母親。そうかも!青色SNSを開くと2年前の卒業試験写真が出てきた。月日は確実に流れている。卒業…

エロティック母子手帳の行方

出産までに20㌔増やせ1日300㌘ずつ増やせあぐらをかくことはロシア連邦法で禁止だ骨盤狭いのに妊娠するな等々、産婦人科の担当医から言われてきた私、担当医と喧嘩して突然見離され、産休貰えなくなりそうな危機に。姑と日本の箸セットのおかげで、別の担当…

脂の週

マースレニッツァという脂の週開始。信者は教会行ったりなんだり忙しいけど夫はブリヌイが食べられればそれで良い、健全。神を信じるのは大切なことだと思う、けど神に任せきりの人々らはどうかと思う。こないだ目の前で破水して産みそうなムスリム妊婦が、…

戌の日に酢飯の寿司

戌の日を結婚記念日と同じ昨日にした。これは用意周到な自分を褒める記事です。結婚記念日が2月11日なのは気に入っている。婚姻書類有効期限が2月末までで、それまでの婚姻役場が空いてるのは5日ほど。その中から、公演も無く仏滅でもない土曜、時間は友引だ…

可愛い子には金槌持たせよ

今朝5時、下の階の住人によるディスコ音楽かなんかで起こされた。夢の中で衣パリパリの鶏肉食らっていたのに、(設定が小学3年生の給食の時間だった)起された私の不機嫌爆発。 この住人に私の睡眠を妨害されるのは初めてではない、何度目だろうか。ドアを手…

産婦人科医に見離される

見離されて大いに結構なのだが、時期というものがあるだろう!産婦人科の担当医に「あなた別の医者のところに行きたいのよね、5日間のあいだに別の医者のとこに行って」5日以内に別の医者の患者にならないと、ある書類の有効期限が切れるらしい。突然切られ…

ロシアの無料ヘモグロビン豊富風呂

妊婦にはうれしいヘモグロビン豊富風呂今日の我が家ではぶどうジュース風呂ロシアに来たら言えます、「水に飽きたらぶどうジュースに浸かればいいじゃない」入った。お腹痛くなった。後悔。ごめんよ腹の子。なんでもヘモグロビンが豊富ならいいわけではない…

ロシア女の働きぶり

今朝は検診という名の、担当医が書類を糊で貼る作業見学へ。今回は入院、退院、救急搬送が多かったので書類がたまりに溜まっている。糊で貼らねばならぬ書類の数に愚痴る担当医。私のせいで糊がなくなったらしい。それはそれは、ご愁傷さま。貼り終えたらス…

ロシアから妊婦がお届け継続します

正式に、日本に帰れなくなりました。笑なのでこれからも引き続きロシアから妊婦生活を書き続けます。ブログジャンルを「妊婦記録」でやっていましたが、日本の妊婦の記事が目に入り、私とは次元の違いすぎる環境で、彼らは彼らで旦那が出張で寂しくて死にそ…

ロシアの尿検査あるある

尿検査カップは自分で薬局から買うか、空いた野菜ビンなどに用を足して病院に持って行くのが主流だが、入院中の場合など、中には病院からカップかビンを貸してもらえる場合がある。入院中の尿検査結果、おかげでバクテリアが検出されました退院証明書を昨日…

マクシモワ

1939年2月1日はエカテリーナマクシモワの誕生日だったからロシアでは、というか私の回りではちょっとしたニュースとして昨日は話題になった。マクシモワを見たのは、ボリショイで子役踊った時が最初で最後だった。当時の私には本物を目の前に驚き慄き、隣に…

<span data-uranus-icon="reblog hasLabel"></span>応援ありがとうございます

私のブログ読者がこんな記事を。 嬉しい限り、ありがとうございます。他にも聖路加病院にサポート頼めばよいなどのアドバイスを女性の方々からもらった。強い、芯のある、自立している、日本女性は好きだ。日本男じゃなくてね。男はロシア人のほうが好き。だ…

ロシア企業社員、産休取得まで

ロシアでは三年間もらえる産休、貰わぬわけにはいかない。産休手当は給料のうちの40%しかないが、産休中の社員をクビにすることはロシア連邦法で禁止されている。だから取らねばならぬのだ。 私はバレエダンサーという身体に危険な職種なので妊娠発覚後の第…