Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

バレエが大好きな生徒

ニージニーノヴゴロドでの眠りの森の美女とくるみ割り人形の舞台を終えてモスクワに帰ってきた。バス片道7時間は慣れてるとは言え、やっぱり首が痛い、、、(寝方が悪いのか)家に着いてメールをチェックすると、9月の発表会を最後に、大学受験のためにバレ…

飛行機に乗り遅れソリストが足りなくても別に問題無い

モスクワ~シクティフカールへ飛ぶ飛行機に、乗り遅れた団員が4人。しかもみんな男性ソリスト。情け無い、、、こういうことは、よくあることなので特にびっくりはしなかった。寧ろ、飛行機の中でみんなで大笑いで出発。でも4人の中にパートナーも含まれて…

演技すること

ロシア人は演技が上手い。きっとそれは普段から思ったことは言うし、感情を素直に顔に出すからなのかな、と思う。舞踊学校ではさらにАктёрское мастерствоという演技表現の授業を3年間学ぶので最強。私も、ペトロワという90歳の色んなダンサーを育ててきた…

客演ツアー中の楽しみ

客演ツアー中は、観光している時間など無い。踊っていないときは大体、また別の街へ移動している。ホテルに泊まらずバスや鉄道の中で過ごし、到着後すぐに公演ということも多い。400~450キロもの舞台セットを運んでいる。バスの中は-27度。この中…

やっぱりロシア国歌が一番

ツアー中必ず歌うものはロシア国歌!!ロシア国歌はすばらしい。元気になる。もちろん、現代音楽や、ロシア民謡のカチューシャ、時には軍歌を歌う。公演前後関係無く、楽屋・移動中のバスの中で歌います。やっぱりロシア国歌が一番です。ロシア国内ツアーでこ…

大学とバレエ団の往復

モスクワに帰ってきた。バレエ団で休んでいた分の大学の授業内容を学べなかったのが残念なので昨日一昨日の2日間で各教科の先生の部屋を訪ねて全部聞き回っていた。とは言っても、聞き逃してしまったものは多いはず。次の5月に来るときは大学に専念したい。…

-37℃の中でくるみ割り人形公演@シベリア ナヤブリスク

くるみ割り人形より 中国の踊りパートナーのアレクと。ポーズ舞台後のサイン会に出され、ナヤブリスクのサイト、新聞にもボリショイバレエアカデミーを卒業した日本人が特別出演していたという形で掲載されるそうです。私のサインは普段はロシア語と日本語が…

バレエダンサー踊ってないときはシベリア鉄道の中

ニージニーヴァルトフスク~スルグトへバスで移動スルグト~ノーヴィーウレンゴイまでシベリア鉄道で移動。20歳にしてシベリア鉄道6回目です。これはある意味凄いのかもしれない?大分慣れてきた証拠なのか、特にトイレも汚いと思わなかった。同じクペー…

くるみ割り人形客演公演

一日目公演終了!!やっぱりくるみ割り人形は楽しい左からアントン、パートナーのアレクと。くるみ割り人形は被り物やアイテムが多く使われる。今回のツアーに使われる舞台セットや衣装は、全部含めて450Kgだそう。ニージニーヴァルトフスクに来たのは2年…

シベリアツアーに行ってきます

明日からバレエ団のツアーです!モスクワより寒いシベリアへ。まずはニージニーヴァルトフスクから。演目はくるみ割り人形。クリスマスですね私が踊るのは、花のワルツのプリマ、中国の踊り。あとはコールドで子供、兵隊、雪のワルツ。今回はいつもと違う振付…

ロシア人の温かさに触れて。そしていつも14歳の時を思い出す。

いつもお世話になっています、曽又ひとみさん。まだ出逢ってから二年ですが、「伽音ちゃんは娘」とおっしゃってくれます。照れている(笑) とても嬉しい。元ボリショイ歌劇場 外国人唯一のソプラノ歌手で、サムライ展などのイベントで企画、構成、そして日本…

大学の授業

モスクワ国立舞踊大学(ボリショイバレエアカデミー大学)2年生の私はクラシックバレエ・キャラクターダンス・宮廷舞踊の教授法、音楽理論、解剖学、古典遺産、芸術・音楽・舞踊・文学史、宗教・法律学、哲学、心理学、専門的なロシア語と綺麗な喋り方、芸術…