Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

パリの紳士から本が届く

ペテルブルグのエルミタージュやロシア美術館の絵や骨董品をパリで紹介したりしている、貴族的な親友から本が届いた。(ロシア郵便で、3ヶ月も掛かった。いや、3ヶ月しか掛からなかった)彼の第一冊目記念らしい。「親愛なる、僕の可愛いカノン ―感動的な美…

ケメロヴォ火災への怒り

ケメロヴォ火災によってロシアでは喪の日となりました。"劇場の日"でしたが、予定されていた文化機関での公演やコメディ番組はお休み。他人事だと思えず、怒りがおさまらない。「私たちはケメロヴォと共に」のプラカードを掲げるのも、プーチン様が被災地訪…

ビクトル神父と出会う

友人が薦めてくれた教会の神父、ビクトルに会いに行って来た。夫が昔洗礼してもらったり、その後も世話になってきた神父はもうこの町にはいないらしい。ビクトル神父は、見るからに酒好きの顔で(耳までまっかっか)お茶目で喜作な人だった。まだ自己紹介もし…

好きなドレス

テレビドラマ、エカチェリーナと大帝を見ています。美術館行ってもまず見てしまうのは、ドレス。16世紀のファージンゲールも好き、けど大好きなのはクリノリンの入った19世紀。大学で鯨のヒゲでできていると学んで衝撃だった、そのまま19世紀の衣装に目が行…

草津の闘いを経て、姑

昨日はプーチン大好き夫と、大統領選挙へ行ってきました。私は選挙権無いから投票所にいた子供らと、監視カメラに手振って遊んで終わったけど。場はお祭り気分で、色々な露店が出てました。変わらないロシア、変化を求めないロシア、うちの夫も姑も、しっか…

あれから11年、エコー無きロシア

検診行ってきたら触診があった! 腹の子は寝ていたそうで、聴診器ならぬ木の棒で心拍が聞こえないから、そこらへん歩いて起こしてきてと言われた。 病院一周歩いたあと再度聞いてもらったら起きた。そんなもんなのねー7ヶ月だし、エコーしてくれればいいのに…

洗礼させよう

バイオリンコンサート行ったらロシア正教の団体と遭遇。尼たちは本当によく劇場に来ていて、ほとんどの公演で見かける。劇場でも世話になっているし、ピオネール育成のラーゲリでも何度か手伝いさせてもらったから面識あり。写真の子は一般市民向けのロシア…

姑の嫉妬

最近産んだ友人の姑が、友人の母親に嫉妬している。息子も孫も取られた気分らしく、私や夫、私の姑に愚痴電話してくる。産んだ友人は子育ての為、夫連れて自分の母親の住む実家に引っ越した。しかもその姑は嫁が自分の母親と、自分の妹の夫の介護をしてくれ…

ポアントの香り

3月8日は国際婦人デー、私が最も好きな祝日。女性がえらい、女性は強い、だから美しい、と実感できるからです。妊娠していて女としての機能しか果たしていない今、さらにそう思いました。劇場ファンや近隣住民の男たちから花をもらった。わざわざ家まで届け…

ロシア姑のセンス

子供は必ずしも、母親の趣味通りになるものではない、服装ひとつにしても。幼い頃はフリフリのケーキみたいなレオタードを着せられていた生徒が、現在レディ・ガガに憧れエレキギターを弾くようになったり。私も服に関しては母の趣味路線から大幅にズレた。…

胎教に良い公演

良い公演を見ると、腹の子はグルグル回り、悪い公演を見ると、暴れて私の血圧はアップダウンして倒れる。人間って音に敏感なのね、音楽で人殺せるらしいし、そういうことか。昨日は楽しいクラシック演奏会という感じだった、ソリストがプログラム通りに弾か…

内診台から降りられない

内診台によじ登るの慣れた、とか生意気な口聞いてた私、発言撤回。大病院に賄賂+αで変更したら、心なしか内診台の高さも高くなった気がする。私の腹も成長しているからか、そう感じた。でも足台がガタガタしてないし、内診台の椅子の鉄が赤錆びてない!さす…