Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

マクシモワ

1939年2月1日はエカテリーナマクシモワの誕生日だったからロシアでは、というか私の回りではちょっとしたニュースとして昨日は話題になった。

マクシモワを見たのは、ボリショイで子役踊った時が最初で最後だった。
当時の私には本物を目の前に驚き慄き、隣にいたクラスメイトに
「このひと誰?!」と聞いてしまう。
クラスメイトは「マクシモワ」と答える。
なぜかこの記憶は鮮明に焼き付いたまま。
マクシモワは黒い服を着て舞台裏を歩いていただけだが、迫力が凄かった。
マクシモワの死と同時に、ロシアバレエは終わったと言っても過言では無いと思う。
マクシモワほど素晴らしい踊りをするダンサー、見たことない。どんな現在の有名人の舞台を見たあとでも、その舞台の素晴らしさに浸っていたくても、私はマクシモワの動画を見直してしまう。

SNSから拾った画像