Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

2016-01-01から1年間の記事一覧

ガラコンサート終了

気分はソ連のフィギュアスケーター

白鳥

今シーズンの4羽踊り納めた。

7月のレッスン

7月の個人指導ご予約いただいております。予約受付可能な日を再掲しておきます。 ■個人指導 (60-90分 クラシック基礎/ヴァリーエション/キャラクター/宮廷舞踊)7/ 4 13:00~16:007/10 19:00~21:007/11 13:00~16:00…

ヒル治療 ~有痛性外頸骨完治~

検尿カップのなかでヒルを飼っています。名前は4匹ともヒル美ちゃん。1日ごとに水を変えてあげます。有痛性外頸骨のため、治療に通っていたら、こんなもんヒルで治ると医者に言われ、薬局で医療用(であることを願う)ヒルを購入。そもそも小学2年生の頃から痛…

7月の個人指導

24歳になってしまいました。結婚など、将来を考えさせられる事多し。もう年齢的には大人であることを社会は教えてくれます。だからこそバレエして、趣味に明け暮れた生活をしたいところです。誕生日おめでとうメッセージをどうもありがとうございます!い…

初夏

ロシアも初夏。今シーズンも残すところ1ヶ月半、もうすぐ日本に帰れる。7月は東京にいるのでレッスンしますよ!詳細はまた次回に。

戦勝記念2

例年通り、5月9日の対独戦勝記念日は雲ひとつない晴天だった。第二次世界大戦でナチスドイツ軍と戦ったかつての軍人達は男女共に胸に勲章をつけて戦車に乗って登場。これが10年後にはもうほとんど誰も生き残っていないのだろうな、と思うと悲しい。軍事パレ…

戦勝記念日

イースターの次は大祖国戦勝記念日71周記念 (5月9日) です。ちなみにソニーは今年、きょう7日で70周年記念だそうです。ベンチャー企業でこの年数続くのは凄いことだと私でもわかる、ソニー製品やっぱり質いいもの。5月はヨーロッパやロシアでは家族で戦争に…

復活祭

今日5月1日は復活祭、ロシア正教の家庭の子供達は各地区のクワルチーラ(家)まわってお菓子をもらいに歩き回る習慣がある。私も朝5時には起きて、カスタードクリーム入り林檎パイを焼きながらかわいい子供達のドアノック待っていた。 私にとってのかわいい子…

ダブルキャスト

ここのところずっと酒のことしか書いていなかった。休みがもらえたので今日はまともに書いてみよう。ロシア人といえば大酒飲みでおおらかなイメージしかないかもしれないが、バレエの人々に限ってはそれだけでは済まない。嫉妬やら張り詰めた冷たさを感じさ…

連日公演(今週分)おわったよ、飲むー!!シャンパンの銘柄は"Russian".そそ、舞台でのむ酒がまた最高なのです

連日公演

さて本番、今日は昼公演1回だけ。日本にいる母親の誕生日だからなんか絶対ミスしたくない笑きめるぜ

酒の無い春

ロシアにも春が来て、酒も桜も無いが花見気分で散歩に出かけた。しかし酒がなくては花見は成り立たぬ、というわけで近場の生ビール屋に行った。パスポートを携帯しておらず、酒を買えなかったのでかわりにクワスで我慢。クワスとはロシアの清涼飲料水で、見…

人形

人形もの踊っているとふと思い出すのはこのフレーズ。 「最も有名な人形はバービーという名で、1959年に製造が開始された。身長は30センチあり、胸や尻は豊満で、ウエストは細いこの人形は、大人のように振舞う初めての人形だった」 ("Europeana" パトリク・…

ダンサー相手のレッスン指導

昨日は監督がレッスン時間になっても来なかったので、団員たちの希望で私が代わりにクラスレッスンを作ることになった。ダンサー相手にコンビネーションを組むのは初めて、しかも突然のことだったので即興。アカデミーで学ぶ子供と劇場で踊るダンサーでは、…

スマホアプリへの妄想

トウシューズにリボンを縫い付けてくれる月額800円アプリがあったのでダウンロードした。針に糸を通して、リボンの位置を指定したらスマホから手が出てきて勝手に縫ってくれたのだが、リボン端のほつれ防止処理までは機能に無いのでライターを買いに街へ…

文化労働者の日

3月25日は全ロシア連邦文化労働者の日です。この和訳でいいのかな。つまりプロのダンサーや画家、音楽家たちを祝う日。だから休み!連休!というわけでもなく、今週は公演尽くし。С Днём день работника культуры!

慶子

まず、この記事を書くにあたって題名に悩んだ。前回に引き続き、「親友②」にしようかと思ったのだが、ちがう。慶子は親友どころではない。慶子とはボリショイ留学時代、2年目に差し掛かった時に知り合い、それ以来ボリショイの学生時代を同じく過ごしている…

ドンキ

やっとドンキ5公演終わった。かつら飛ばなくてよかった。ロシア人にアニメオタクが多いのはご存知でしょうか。近々、「アニヲタのためのアニヲタによるコスプレ集い」が近所であるらしいので行く予定。劇場からこのカツラ借りられたらこれで行こうかとても悩…

親友とは①

私は友達は少ないが親友はいる。どんな男よりも男らしい女性の親友が香川からわざわざうどんを送ってくれた。彼女は酒のドクターストップも勝手に解禁し酒を彼氏と呼び、どんどん働きどんどん稼ぐ、一人悠々自適に暮らしている女性だ。話題はだいたい酒かゲ…

おでことカツラ

キューピッド・シーズン到来。今月は残り5回ドンキ。キューピーといえば、くるくる髪の金や茶のカツラ。日本のバレエの皆様も、コンクールでカツラかぶりますよね。私はコンクールでキューピッド踊ったことないけれど、実はあのカツラかぶってみたいとか憧れ…

ロシア連邦国家バレエ教師資格取得

モスクワ国立舞踊アカデミー(通称ボリショイバレエアカデミー)の大学部を卒業、そしてロシア連邦国家舞踊教師資格を最高得点にて取得しました。2010年にモスクワ国立舞踊アカデミー卒業/ロシア連邦国家バレエアーティストの資格を取った時点で、私は次に教師…

卒論

やっと卒論を書き上げた。国家試験のため9年目となるボリショイに来ています。テーマは "プロフェッショナルなバレエ教育機関での第7学年プログラムに基づいた全種の跳躍とbatterie教授法研究"日本語訳するとくどいな。Batterieとは空中で片足を片足で打ち付…

主役

ペトルーシュカの主役を踊った、私の劇場人生で初めて。主役とは、こんなにプレッシャーを感じるものだったのね。ソリストとはわけがちがう。本番後に団員達から手紙と、「カーナを産んでくれた日本にいるママへ」とチョコをもらった。これこそ、愛だわ。リ…

喉の痛みを誇る朝

今週末の本番で「ギャーーーー」と沈黙のなか一人悲鳴を上げるシーンがあるのだが、何度繰り返しても芸術監督に「なんでそんな声なの」と呆れられる。私を不敏に思ったピアニストさん、昨日はオペラ部から恰幅のよいソリストを呼んできて、「カーナ特訓しろ…

舞台メイク

23歳になっても、ロシアにいても、日本でコンクールの時に母にしてもらっていたメイクのまねっこ。きっとこの先もずっと、いい年のおばあちゃんになっても、舞台のときはこのメイクだろうな。母の愛ですな。千夜一夜物語は人気のある作品だし白鳥やジゼルと…

習慣を愛する人々

残ったごはんをジップロックに入れて冷凍保存するのって日本人だけなんですかね。ラップでも良いのだけれど、ロシアのラップを買う価値はない。いやむしろラップがラップの役割を果たすのは日本製くらいか(この感想、日本のラップって素晴らしいんだぜすごい…

新年、兵役、オペレッタ、くるみ、ウォッカ!

12月19日~12月31日の18時まで、よく働いた、よく踊った。劇場の「バレエ人」「オペラ人」「オーケストラ人」は街の子供達のために毎日、オペレッタ(おとぎ話)1日3~4回公演。他、クレモナから指揮者を招待して演奏会だったり、バレエならくるみ割り人形だっ…