バレエダンサー踊ってないときはシベリア鉄道の中

ニージニーヴァルトフスク～スルグトへバスで移動
スルグト～ノーヴィーウレンゴイまでシベリア鉄道で移動。

２０歳にしてシベリア鉄道６回目です。これはある意味凄いのかもしれない？
大分慣れてきた証拠なのか、特にトイレも汚いと思わなかった。

同じクペーの知らないロシア人達と仲良くなってお話してみると、
どうやら彼らは鉄鋼を扱う仕事をしていて、
１ヶ月シベリアで働き１ヶ月家で休む仕事をしているらしい。
「給料が良いので働くけど、嫁さんが欲しいな。」と言っていた。

到着後すぐ劇場へ向かい、２回公演

雪の精





１幕は女の子役。いちばん手間のかかる子供を演じています。

公演終了後、次のナヤーブリスクまでのシベリア鉄道出発まで残り１時間!!
猛ダッシュで準備して駅へ。

これから軍隊へ入る１８歳の男の子達を見送るノーヴィーウレンゴイの人々に逢う。
軍歌を歌い、花火をしながらウォッカを飲み、別れを哀しみ、そして励まし合っていた。

その横でバレエダンサーな私達は－３７度の中を、荷物を担いで４番車両へ全力疾走。
なぜならこんなに急いでいるときに限って監督が私達の乗る車両を間違えていた；

乗務員のおばちゃんに「１５分後出発なのよ。１２番車両へ移動しないと
あなたたち全員乗車する権利を破棄します」　と怒鳴られる。

文句を言わずに４５０kgの舞台セットや荷物を運ぶのは舞台業者さん達と男の子達。
毎度の事ながら、彼らたちの忍耐力とチームワークは凄いと思う。
そんな男の子達に、「私の荷物早く運んで」というロシア人の女の子達に思わず吹いたｗ


ノーヴィーウレンゴイ～ナヤブリスクは８時間。
８時間なんて公演後でテンションが高いロシア人達と喋っているとすぐに過ぎてしまう。
みんなで一睡も出来ないまま到着してしまった。

ナヤブリスク到着!ホテルで２日振りのベッド!
今から５時間後には本番なので寝ます。
お休みなさい。