Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

書類の国、ロシア

今やっと住民票の書類問題が解決した。
ロシアは書類がものすごく大変、ロシア語が出来ればいい、賄賂を使えばいいとかそういう問題ではなくて、120%用意した!!ミスもない!!準備万端で移民局行っても、必ず何かが足りないとかその場のおばちゃんの機嫌とかで「今日は受理できない」、「あなたはロシア人の名前じゃないから私知らない出来ないさようなら」とか「今から昼食休憩だから明日にして」で追い返される。
これらのおばあちゃんたちに耐え切れられる外国人だけがロシアで仕事できるのだろうと心底思う、とりあえず私は今日も生きていて、今日も走っている。

昨日は書類が上手くいかず、電話しても「娘が病気してるから帰るから明日にして」と言われ、でも昨日やらなければ罰金払わないといけなくなる…で
もう私にできる手立てもなく、途方にくれて泣いたいたら家族のオレーグおじちゃんが一緒に移民局までついてきてくれたのでした。
彼は何かをしたわけではなく、ただ単に来てくれて、その厳めしい顔で無言で私の後ろに立っていただけ。それだけで、おばあちゃんたちは私の書類を受理してくれた。なんだよ、私もロシア人の男に産まれたかった。いや中身はそこらの男より男らしいことは私が一番よく知っていますが。

お礼に侍Tシャツ渡したら大喜びで奥さんに見せびらかし、それでも足りず会社に着ていった笑