Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

たまごと対峙

ザピカンカ(カッテージチーズケーキのようなもの)を作ろうとして卵割ったら赤紫の物体が出てきて萎える朝。
赤紫、なんのことかわかりますよね、黒い小さな目もついておりました。写真は控えます。

ねぼけすっぴん髪ぼっさで何も考えずに冷蔵庫から卵を取りだし、既に振るっておいた粉のボールに割り落とすと、赤紫の物体。
卵って黄色だよねと赤紫の物体を見つめる私、我は海の子の鼻歌も止まる。
突然静かになったキッチンの様子に心配した友人がやって来て「あはは~悪夢のようだw今日はいいことがあるさ、よくあるよくある」と笑い飛ばしてくれる。
よくあることなのか、私はロシア生活11年目にしてまだ3~4回しか当たってない。

さすがに出勤前で作り直す時間はないのでボールの中身ごと捨てたけれど、なんかやっぱりショック、あの色に、あの形に。日本のおいしいお菓子「ひよこ」が食べられなくなったのはロシアのせいだ。

ロシアにいると普通では経験できなさそうなことが起こる。だから楽しいし生活に張りがあるね。