Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

ロシア在住妊婦の暇潰し

サッカーがこんなに面白かったとは!昨日のクロアチアがかっこよすぎて中継で見たあと、再放送も続けて見てしまった。

サッカー知らないのに今まで勝手に毛嫌いしていてごめんなさい。W杯がロシアであるせいで国が節約してるから給料減ったし、

警察やら官僚に無料通訳翻訳を頼まれたりして、嫌気しかなかったのに、日本選手がすばらしすぎて私は今飛んでいる。

誰かのゴールと一緒に産みたい。 

 

でも、嫌っていたのには理由があるんです。短い私の中学時代、サッカー部の男子が嫌いだった。

モテたいアピールだけが目立つ彼ら、練習して疲れたから授業中寝る俺カッコイイ、私は理解できなかった。

サッカー部男子の大人版と、そのファンがロシアに来る、と思っていたら全然違った。本当にごめんなさい。

 

14歳になるまで私は鹿島アントラーズの町に住んでいたから、小学校も中学校もサッカー大好き少年ばかりだった。

プロのサッカー選手を目指している同級生は一人だけ居て、彼は中学校のサッカー部には入らず、私と一緒に帰宅部だった。

明らかに浮いていた私が言うのもどうかと思うが、彼もサッカー部の男子に嫌われて一人行動している子だったから話すことがあった。

彼は真面目だった。サッカー部の男子とは対極的だった。それなのに、サッカー=モテたいためのスポーツ というのが中学生の私の中で完全に出来上がってしまっていた。

大人になっても変わることはなかったのだけれど、今回のW杯で日本人選手たちを見たら感想変わった。

 

サッカーはバレエと違って賢さも必要で、相手の動きを予測しつつ、体力温存のために無駄なく動かないと勝てなさそう、

と専門家には怒られそうだが、私はそう思った。その、浮いてた男の子をふと思い出す。

スポーツはその場で点が出るから良い。勝てば大いに喜び、負ければ泣けばよい。ファンたちの喜怒哀楽の表情もいいね。

健全だなー。

しかしながら、こないだのオリンピックで見たアイスホッケー選手の試合後のように、対戦相手とのハグが無かった。なんで笑

 

妊娠中で暇だったからこその感想なんだろうか。

初期の頃は暇で発狂していたが、最近は暇を潰すのも慣れてきていた。

日本ドラマとロシア映画をネットで見まくる、FF6と7、ドラクエ4、5、6を極める、16-18世紀イメージの勝手なるドレスデザイン、

子供の頃は親にやらされていただけのピアノが今更上達、旧友に手紙をたくさん書き、古事記まで読み直した。

娘の洗礼準備としてロシア正教勉強会も通った。

あと、何が楽しいんだろうと傍目に見ていた母親の趣味、植物愛が芽生えてしまった。遺伝なのか笑

止まらなくなり、どんどん買ってしまって窓辺がすごいことになっている。虫と一緒に仲良く暮らしているので、新生児を迎えるまでには片付けないといけない。

今ではきゅうりとトマト栽培も部屋でしている。

夫も「土いじりなんて」と言っていたのに、はまってしまった様子。植物成長を促すライトを買ってきた。

朝起きたら心配するのはきゅうり。

 

やり残したことは無いはずだから、残るはスクワットの回数を増やし、安産祈願である。

一週間以内に陣痛が始まらなければ、ノーパンの園送りなのでがんばって運動であります。

今日は最後の検診だった。と言っても、体重測定と血圧測定で終わり。担当医が先々週からバカンスに行ったので

別の医者に代わったのだけど、その医者も明日からバカンス。病院に医者がいません 爆

 

ダーチャで採れたすいか、今年初!野いちごも2リットル分食べておなかいっぱい。