Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

世界一の妊婦スタンプラリー

私は「世界一の医療水準、ロシア連邦の産婦人科」に通う妊婦です。(by姑)

そんな世界一の医療サービスを受けている私が、今日も世界一のロシア連邦の産婦人科について綴り世界に発信します。

 

これが世界一ロシアの産婦人科で配布されている、スタンダードな妊婦スタンプラリーの台紙です。

台紙は検診の担当医から貰います。

産休取得のために必要なのはスタンプラリーです。この他、尿検査と採血(4つ)あります。

 

心理療法、おっぱい検査、目医者、歯医者の部屋に行き、4つのスタンプを集めないといけません。

各診療室前で1~3時間待機します。何度も書きますが世界一の医療を誇るロシアの病院では予約なんて存在しません。

世界一の医療サービスだから世界一の医者の手にかかるには3時間くらい待たないといけないのですね★

来た順で自分の番を占領して去って行く世界一の医療を受けるロシア女。

 

この心理療法室の前で3時間街ち、診療室に入ったら

医者「私の今日の診察時間は終わりなの。(午前11時半)明日から私休暇で5月3日まで居ないわ。だから5月4日に来て」

私「あなたの休暇がどうかとか、知らない。私は患者、あなたは医者、仕事しろ」

医者「私だって人間だもの、あんたは患者、私は医者、言うこと聞け。わかったわね4日に来い」

私「おまえ明日から休暇とるなら今日こそ患者診やがれ、まだ午前中だぞ」

医者「私にも私の人生があるの」

 

このやりとりで腸煮えくり返って診療室のドア壊れるくらい強く閉めて出た。

同じく待機していた世界一のババア達または巨漢に「うるせえ、おまえ中国人か」と怒鳴られるが私も「黙れロシア女」と言い返す。

検診担当医は産休最終手続きを4月25日にしてくれるといっていて、その日までにこの心理療法医者からもスタンプをもらわないといけないのに休暇で5月までいないとなると、世界一の産休手続きに間に合わない。

 

私の産休どうなるんだろうー。

どうなるんだろうー。知らないー。

ちなみに4つの採血も今日一日で全てができるはずは勿論なくて、なんらかの容器が先週の水曜日になくなったから、

来週また来てと。ロシアは世界一の医療水準だから患者に大人気で容器が足りなくなり、在庫も無いのでしょう。

 

※賄賂+αで大病院に通う妊婦になれたので、これらのスタンプラリーを全て同じ病院内で受けることができますが、

大病院じゃない普通の病院だったら車で移動して各病院に回らないといけません。しかも予約通りにならずどうせ着た順なのに、医者が患者数把握のために病院側で予約を取るのですが、その予約は診察日より1週間~1ヶ月前に取らないといけませんでした。

 

まとめ

ロシアは世界一の医療水準ですから、世界一のお医者様のお目にかかるには3時間~1ヶ月待つ必要があります。そしてその予約のためにはさらに1週間~1ヶ月かかります。世界一ですから。