Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

臨月前にロシア夫が退職

今日は夫が退職してきた。この町では大手の会社だったので給料も平均より高かった。

一ヵ月前から、辞めたいと言っていて(12月に転職したばかり)

理由は大きなプロジェクトと関わる面接を一ヶ月間、毎日「明日ね」と言われ続けたこと。

先週、その大きなプロジェクトの面接に合格した夫は、今週から今までより二倍の給料をもらえるはずだったが

まあロシアなので約束通りにいくことはなく、来月、再来月、と後回しにされた。夫以外の人はもうそのプロジェクトで働けているか、

そのプロジェクトに通らなかった人も別の案件で働けているらしい。夫だけ一人何も仕事がなく寂しい思いをしたそうだ。

 

昨日、夫から会社を辞めたいんだと話をされ、私は承諾した。

ここで日本人妻なら、というか普通なら「妻の出産前に退職とはなんじゃー!?」となるのかもしれない、けど私は

そんな環境にいる夫を気の毒に思ったし、自分がもし夫の立場だったら辛すぎる。

そんなのこっちから辞めてやれ。

 

これから在宅フリーランスになる夫、いつ破水が来ても安心というメリットだけはある。

紙おむつ買えるだけのお金は稼いでくれ。

私の産休手当て一括でドーンと降りたといっても、微々たるものだから。

 

にんじんTシャツ(ふざけて縫った)を喜んで会社に着て行ってた夫は色んな意味で、エンジェルさん。