Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

点滴量ミスと副作用

廊下入院は昨日の昼には終了。

ドラえもん声の仲良し医者が診る範囲の入院室が空いたから、そこへ移動してマグネシウム点滴。

100㌔と40㌔の妊婦が同じ針の太さで、同じ量の500mlでマグネシウム点滴を受けたら、40㌔妊婦は血圧低下して耳が聞こえなくなり、高熱を出しました。医者は焦ってカフェイン注射をしたところ、耳の症状は治まるもの強い吐き気に襲われました。
40㌔妊婦が受けるべきマグネシウム量は、100㌔妊婦の何%でしたか。

みたいな、なんちゃって文章問題が頭に浮かんだ。
けどマグネシウムで落ち着いてるから泣くことま暴れることもなく、気分はブルー。

今回は21歳にして2人目妊娠の女の子たちと同室。25歳で1人目はもう遅い、「女の終わり」らしい。これは小さな街や田舎の特徴ですね。
する事がないから、妊娠して自分のやりたいことはやらず、さっさと夫の下になる。私、東京で考えれば寧ろ早いほうなのでは。
若い子達だから、普段聞かない情報も得る。中絶の値段とか。ロシア、激安・簡単・高速。

中絶はいけませんと煽る詩は産婦人科に行けば必ず2つは目にする。
これ最後まで読んだら泣くわ、と言うロシア人たち。しかし私にとっては、こんな詩を貼っておきながら中絶手術受ける値段を高くしたり、親の許可を取らせたりしない健康省に疑問。

さて、私は医者に食え、食えと言われる。
妊娠中は一日300㌘太れという担当医、全妊娠期間の間で20㌔は太らないといけないという医者と、そう言われた経産婦に囲まれている。

昨夜の夕食は蒸しキャベツ。軍隊の夕食と同じ。私には味が濃すぎてキツイ。
昼食も食べられなかった私にドラえもん声の医者が、炒飯持ってきてくれた。