Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

一家に一台理系

後悔していることは沢山あるのだが

そのひとつに、携帯できる楽器を習わなかったことがある。
私は親に何年もピアノを習わせてもらった甲斐あってか音感は良いから音取れずに数字で数えることもないし、聴いた曲は右手だけならその場で弾ける。
贅沢ながら思うことは、ピアノは持ち運びできないから不便だということ。バイオリンとか外に持ち運び可能な楽器やっておけばメトロで稼げたなどワガママ思考なので考える。
モスクワで音楽家の友達はメトロで二ヶ月間、演奏して稼ぎまくり、車を買った。短期集中で給料より何倍も稼げるからコスパ最強。

産まれてくる子供には持ち運び可能な楽器をやらせてあげよう。

昨日は、ゲーム徹夜で朝から寝ていた夫を叩き起こし音楽コンサートへ鳥
自分が働く劇場のオーケストラの公演、
いつもなら
音外したなチーン
板付きキッカケで音が鳴らない笑い泣き
テンポがリハと違うゲロー の感想しかないのに、
三ヶ月もバレエから離れているから寂しさからの錯覚か、上手く聴こえた。

オーケストラには友達が多い。楽譜読む人々だからなのか、バレエの人間より大人・寡黙・自主的な気がします。
休日でもわざわざ会ってカフェに行く仲の人がいるほど。(私にとってはすごいこと)
写真の彼女には、結婚式の証人になってもらった。

夫は甘いものがだーいすき。
劇場ブッフェでの好物は生クリームをゼラチンで固めたようなものと大量のキャラメルと練乳のお菓子。劇場に来たら必ずこれ食べるらしい。
私が踊るバレエはだいたい観に来てくれるけど、いつも感想は「綺麗だったあとお菓子おいしかったラブ」か「綺麗だったあと今日はあのお菓子売り切れだったショボーン」のどちらか。
踊ったあとにああだったこうだった言われても仕方ないので私にはこれが心地良い。
バレエわからん人になんか言われても困るし。

昨日はオーケストラだったし私が隣にいたから
感想無し。

一家に一台理系。鉄則。