Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

月日は流れた

ボリショイに遊びにいってきた。先生やみんなに会いたくてね。仮病使ってバレエ団を抜け出した。

 

この子達がボリショイ卒業しました。

私はこの子達が1年生の時から知っているし、

ここには写ってないけれど、8年前にビタリーという当時10歳だった子をお買い物に連れて行ってあげたら私とはぐれてしまい、見つけた時にはグスグス泣いていたことが、あったなあ!

北朝鮮の子は途中で帰ってしまったけど、また新しい子も入ってきた。

 

そんな子達が国家試験を終えて卒業公演も終えたのね。勝手にママの気分。

このIIIАの子達には卒論でもお世話になった

これで本格的に私の知っている子達(後輩と呼べる子達)がいなくなってしまった。

もうボリショイ遊びに行っても知っている子達がいないって寂しいだろうな。

でもみんなこれから劇場で仕事ですがんばって欲しいです。

 

中央の後ろで手を組んでいる子はカーチャ、特別かわいがった。かわいい子。

右端の子はリータ。小さい時から自分の意思を伝えられる子だった。ボリショイ劇場のオファー蹴って、ドイツへ行く。背が高いから、バレエが得意じゃなかったとしてもコンテの道にもチャンスがあるって。私にとっては夢のまた夢。

 

幼馴染のミーシャと会った。デュエット3年間一緒に踊ったパートナー。

デュエット一緒だったので、反射的にナルハールや宮廷舞踊でも一緒に組んでいた。

卒業後バレエ団でシベリア客演にも一緒に行った仲なのに、

ここ4年間会っていなかったので知らなかったけど、バレエやめて会社員になってた。

その間にバレエやめてもっさりした男になってしまっていた。