姑が帰ったからレンジが使える
姑がいなくなったから離乳食をレンジでチンできるぜーーー!!!!
うちは言いたいこと言い合える関係にあるものの、
姑の意見にいくら反抗しても、逆らえないものはたくさんある。
夫は「逆らっても無駄さ。彼女は年だ。ババアというものは考えも古いし頑固だから彼女を納得させるのは若い僕らには無理だよ」と言って私と姑に一切関与しない。
姑の言い分(私が勝てなかったもの)
・離乳食をレンジで温めてはいけない=健康に害悪
・米を与えてはいけない=便秘になる
・毎日外に連れ出さないといけない=根暗な性格になる、骨密度が薄くなる
・買った水をポットで沸かしてはいけない=金の無駄
・食卓の上には常にお菓子がないといけない=それが人間の生活
・Tシャツにはアイロンをかけないといけない=人間の常識であり細菌撲滅の為
・お風呂は毎日入ってはいけない=健康に害悪(これに関しては私の言い分を通した)
等々等々
私の仕事復帰につき、引しのために育児休暇を取ってくれていた姑が、2週間前に実家に帰った。この一ヵ月間、浪費大好きな彼女にとっては収入のない生活がつらかったようだ。
でも、お金が無いと言いながら、1回700ルーブルのマッサージに週3回通い、1回1400ルーブルのネイルサロンに行き、毎日お菓子やサラミを買っていた。
手伝ってもらっておいてあれだが、私としては、お帰りいただいてかなりストレスが消えました。
姑の言う、電子レンジは害悪というのは理解できなくもない。
でも私は電子レンジが無くて毎日苦労しながら長生きするより、電子レンジが使えて苦労せず気楽に早死にのほうがいい。
肝心の子育てとバレエの両立は、今のところできている。姑がいなくなったから、アイロンしなくていいし水も買った水をポットで沸かせるし、行きたくないときは娘を外に連れ出さなくて済むし、風呂に入るたびに文句言われなくなったから私の生活に時間と余裕が生まれた。ずぼら子育て万歳。
どうにかなるもんだ。夜泣きすることがない娘だからなのかもしれない。
23時に寝たら、朝6時まで起きない。朝6時にミルク飲ませたら、また8時まで寝てくれる。
私は7時起床で9時に出勤だから、離乳食も余裕で作れる。だって電子レンジがあるから冷凍しておいたものをレンジでチン!姑がいたときは湯煎で温めないといけなかった。
唯一、
姑がいなくなったことで、できなくなったことは昼寝。
まあ舞台のときは理由をつけて夫に預けて、私は昼寝できているから、大丈夫だ。つまり、姑がいなくても何も困らなかった。
しかし、それも、まだ娘が1歳になってなくて、自分で歩けないからであるとはわかっている。
最近は、ハイハイ~つかまりカニ歩きをはじめ、ロシア語には反応する。
「アタタ!」=だめ だとわかりはじめてアタタというだけで泣くか泣かないか、こちらをじーっと見て考えるずる賢い子になっている。本当に娘がかわいくて仕方がなくて、バレエのために出勤するのが胸痛い。喋るようになったら、もっとかわいいんだろうな。
とは言っても、夫の母親である姑に日々の感謝は忘れてはならない。
結局仲がいいので今日もメールしちゃったし、電話は来るし(3日来ないと心配になるからこっちからしてしまう)
いないとちょっと寂しいところもあるけれど、やはり毎日一緒には住まないほうがいいね。