Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

クリミア旅行 ヤルタ編

生後3ヶ月、娘の首が座ったから遠出だーということで、ヤルタのサナトリウムに10泊。夫、姑、娘、私の4人で。
 
まずはヤルタからバスでリヴァディヤまで。
 
ヤルタ会談のあったリヴァディヤ宮殿
ここには遠足ツアーを予約しておばちゃんガイドに連れていってもらった。ヤルタは一歩町にでれば観光ガイドの勧誘にあたる。
ツアーは1100ルーブル(1人)で手頃だったし、何よりガイドのインナおばあちゃんの説明が淡々としていて、とても良かった。
若い頃は物理の先生をしていたようで、その場を仕切るのが上手かったから、無駄なく四時間が過ぎた。
教科書通り!図解 ソ連の歴史 下斗米伸夫 著
 
 
皇帝ニコライ二世は背が低かった。
 
海を見たら入水せずにはいられないのは皇帝だって同じ。捕虜も趣味だったようで。
 
観光終わって真っ先にチョコレートアイス
 
賢いアレクサンドル三世の銅像。クリミアがロシアになったときプーチンがここに来ましたとさ。
 
ニコライ二世家族が通っていた教会
 
チェーホフが好きだった景色、この景色によって彼は傑作を生んだ。左に見える山の形はまるでシロクマ
 
ヤルタに戻ってきた。
これらはヤルタから見た黒海、この犬、海で泳いでる飼主を心配そうに待っていてロシア版ハチ公かと思う。
 
 
ここでお食い初めにつかう石を拾った。
 
イスパニョーラという船のレストランに入った。映画にもなったようで、後で見よう。
 
ヤルタといえば、チェーホフ。チェーホフの家博物館へ。入場料にツアー解説が含まれていた、ガイドはウクライナ人女性、ウクライナ訛りのロシア語は仲の良かった同僚を思い出した。
「僕はめちゃくちゃモスクワに恋をした…僕は永遠にモスクワ人だ」めちゃくちゃ同意
 
ロシアで竹が見られるなんて。ここのチェーホフ家の庭には、柿、葡萄などのくだものの木が沢山あった。作家でなければ彼は庭職人になりたいとコメントしたそうで。チェーホフの通信簿の展示もあり、かなり面白いツアーだった。