Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

娘をエカチェリーナと名付けた理由

娘をエカチェリーナと名付けたのは、正教にはエカチェリーナの天使がいるから洗礼名も変わらずいられるから、という理由だけではない。

エカチェリーナというロシア人の友人知人を思い出したら、知的美人が多かった。

留学中同じクラスだったカーチャ、レービチ先生の娘カーチャ、私を慕ってくれていた5つ下の後輩たちカーチャ、バレエ団の数少ない友達もカーチャ、ついでに大家や近所付き合いのおばちゃんたちもカーチャ

エカチェリーナと名付けられたら、エカチェリーナ二世のように賢く逞しくなるのだろうと思ったのでエカチェリーナにした。だから、日本名は与えなかった。
娘は私から出てきただけて、私ではない、全く別の人格の人間なのだから、そのエカチェリーナの名に相応しいロシア女になってください。

エカチェリーナ達みんなに、祝日のお祝いメールや電話をしたら一日終わった笑 
12月7日は正教カレンダー上でのエカチェリーナ天使の日だったから、洗礼母に連れられて娘は礼拝へ行ってきた。


宗教とは何の関わりも、考えたこともなく今まで生活して来た私とっては付け焼き刃の勉強では、追いつかない、未知の世界である。
それでも教会に来ると、日頃の自分を省みてなんだか胸が痛くなるものの、教会の独特な匂いに雰囲気に、リセットされる気がするのである。


リセットされたところで、ロシアから子ども手当とプーチン金、将来二人目産んだ際の子ども手当金、そして私の年金について苦情をプーチン宛に長い長い手紙を書いた。
私は今、手当金取得についての裁判準備をしている。