Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

出産記録2@ロシア

ノーパンの園に収監されたその日にすぐ産みました。
私の骨盤ではこの巨大児は無理なので切腹サインして、浣腸して、荷物は一階のコート預け場に置いたら以下の格好に着替え、帝王切開準備完了。
私が大尊敬する、十年前にモスクワで夫に針と糸を買ってこさせた日本人女性は全裸で運ばれたようですが、私は全裸に頭巾&巨人の布靴下でした。どちらがおマヌケでございましょうかねwのぞき見するならどちらに価値がありますでしょうかwww

収監されるその日まで、私は陣痛に気がつかなかった。陣痛よりも何よりも、一日でも長く収監されるのが嫌だった証拠です。
※陣痛に気がつかないことは、スポーツの人あるあるらしい。

このブログ書いてる現在、切腹&全身麻酔術後3日目。
昨日は絶食2.5日目にして初ムショメシが与えられた。昨日はこのスープだけ。カノンは完食した!

3日目の今日のムショメシはこれ
茹でた蕎麦の実とバター。今日はこれでおわり。これ食べたの朝だし三時間おきに授乳、オムツ替えルールを守っているので、軽く頭回っているが、赤ちゃんが可愛いから私は頑張れる。

昨日は入院室を移動したあと、今度は赤ちゃん抱いて荷物も持って、入院室再移動。

看護師に「テメエ早く歩けこの野郎、ワタシの勤務時間はおわってんだよ。テメエのせいで更に帰れねえ」と怒鳴られながら。

でもね、もうねなんでも来い。
だって私は次回に妊娠出産するとしたら絶対に日本で!と神に誓ったから(神は私)
日本でいつか蝶よ花よとお姫様扱いしてもらいながら妊婦生活をし、産むのだ。それが夢。

パンツ!リクライニングベッド!電話予約!受付順診察!働く医者!家族面会可能!清潔!設備!医者の知識&技術!自動で動く内診台!カーテン付診察!ごはん!
あと何だろう?ロシアにいると常識が飛ぶ。
日本の医療は日本の誇りだよ!日本の医者まじ最高です。

私は最強なんじゃないかと自惚れしていますが長い目で見てやってくださいな。

今一番欲しいものはパンツです。
頭の中パンツのことと赤ちゃんのことしかありません。give me pants! パンツくれ!Дай мне трусы! マタニパンツホシイニダ!

布を股に挟んで抑えながら歩いたり赤ちゃん洗ったり授乳はかなり背中が腰がキツい。