Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

入院拒否と手続き

病院の不潔さに耐えられず(不潔さと比べたら巨漢のいびきで寝られないことや粗末すぎ食事は可愛いことだ)

悪阻もぶり返し、身の危険を感じた私は入院拒否の請願書を病院に提出。
私はロシア企業勤務なので入院すれば自動的に国から企業に渡す病人証明書がもらえ、病人で仕事に出られない間も国からお金が降りるロシア人と同等のサービスを受けている。
ところが本人が入院拒否をした場合、そのシステムは無効となるので私は本来ならばお金は貰えず、仕事も無断欠勤したことになるのでロシア人は入院拒否する勇気が無く、病室で愚痴タラタラで一週間を過ごすのだが、現在の私に限っては妊婦で、しかも産休前のバレエダンサーなので既に「軽い仕事期間」としてオフィシャルに仕事に出ずに済んでいる。
だから私にとってこの病人証明書がもらえないことは痛くも痒くもないのだ。
と言うわけで堂々と入院拒否をし、家に帰った。

健康省には今回はクレーム手紙は書きません。今回というか、もう、多分書かない。
こないだ書いたら劇場通して文化省に叱られた。国家公務員だからすべて筒抜けなのである。
私が外国人だからこう理不尽に叱られるのは決して理解できない範囲ではないが、全うな人種差別である。腹立だしい限り。クレームの手紙書くためにロシア語達者になったような私は今後何をモットーにロシア語勉強したらいいのか(違)
 
さよなら二度と来ません。そもそも拒否したから二度とこの病院には搬送してもらえないが。それで良い。写真再掲。