Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

内診台によじ登る

妊娠三ヶ月、産婦人科で内診台によじ登るのに苦労しています。鉄で硬くて冷たくて、しかも座る位置が高いんだこれが。下半身露出の姿の妊婦が内診台によじ登る光景はなかなかシュールですよ。
しかもドアに向かって脚を開くのです。一応壁があるところもあるけど、ないところがほとんど。内診中、普通にドアは開くし人が出入りしてますから、もう恥ずかしさとか色々消失。

当然ながら医者、下手なのか痛い。器具も新しいのか分からないから、内診後は各自消毒必須。

適当に日本の産婦人科ホームページを見ていると、内診台の写真が!柔らかそうな椅子で、低い!しかも自動で上下に移動するらしい!凄いね日本は最高だよ。

昨日は検診、ネットでГос услугиから病院を予約、私の受付時間は13:41
受付時間から3時間経って検診。3時間待ってる間に病院の悪臭とトイレの悪臭から滝のように吐く。掃除婦に叱られ、こんなに待たせる病院が悪いと抗議。患者に愛されてる医者だから待たないといけないと言われるが、そんな大した医者ではない!と他の妊婦が怒鳴ってくれた。
医者のもとへ。超音波は赤ちゃんに害があるから2ヶ月に1回しかしないそうだ。医者が私の腹を触って、大丈夫大丈夫と言う。つわりで5キロ痩せた事に関しては、
「ロシア人はつわりでそこまで悪くなることないから私には分からないわー。あなたは日本に帰って。でも20週目までは私が診るわ」
ということで点滴入院をすすめられ、その病院に入院すると悪化するから(ごはんがまじでカラスの餌、トイレ悪臭等々)日帰り点滴は可能か頼む。あの病院であの人はそうしていました、ロシアにもそういうスタイルがあるのは知っていると、言ってみるもんだ。電話で確認してくれた。

ロシアのトイレ事情、これはもう笑い事ではなく困ったもんだとおもいます。便座が汚いから便座に立って用を足す、生理ナプキンもそのまま包まず捨てる。トイレットペーパーは便座に流せないからゴミ箱に捨てるんだがゴミ箱に投げるのが面倒なのか床に投げる。
シモの世話ができない奴はロクな奴にならん、だかなんだか聞いたことあるけど、そのとおりだと思います。あれだけ目上の人を敬えと言うロシア人なのに、トイレやシャワー、病院で列に並べないのもそうだけど、本当に人のことを考えていない。周りへの配慮、ゼロ。
トイレなあ、トイレ。日本のトイレが恋しいよ。ウォシュレットがロシアに仮にあったとしても、便座に座れない。あ、ちなみに家のトイレの便座は外れます、回転します。
ポーランドの公衆トイレが綺麗だった話をロシア大好きなロシア人にすると、怒られるんだけど反応が面白いんだよな。笑