ハーフでもバイリンガルにならない
私はロシア人の顔を見ながら日本語が話すことが苦手だ。
そのロシア顔から日本語が発されても、ロシア語で返してしまう、美人だったら余計。
相当意識しないと、ロシア顔相手に日本語は出てこない。
日本企業勤務のロシア人記者と食事をしたとき、彼は私に気を遣って日本語で話しかけてくれているのに、日本語で返したくても目の前にロシア顔があるから、日本語が出てこなくて恥ずかしく惨めな思いをした。
娘とは将来、日本語で会話することを夢見ているので
0歳の娘相手に、思い出した時は私一人がんばって日本語を発声し続けている。しかしすぐ忘れて、ロシア語に切り替わる。
思った以上に一人で日本語発声がストレスで、諦めていたのだが
青色SNSの海外在住日本人妻軍に相談したら、みなさん子供の日本語教育に葛藤しておられる様子で、
私も日本人妻軍の一員としてがんばろうと思った次第である。
今まで、ハーフなら簡単にバイリンガルになると思っていました、本当にごめんなさい。
ハーフの子供を持つ母親の確固たる努力無しには、バイリンガルにはなりえない。
最近、弾き歌いでは日本語しか出てこないことに気がついた。
サハリンで出産した、はなちゃんがプレゼントしてくれた童謡の楽譜があれば
キーボード弾きながら1時間でも娘と歌っていられる。
「日本人のくせに、日本語が出てこないなんて。海外ぶりっ子生意気な」
と思う人もいるでしょうが、普段の生活は夫ともロシア語オンリーで日本語を話す機会も環境も無いから、かなり意識して使おうとしないと日本語なんて声に出てこないのです。
日本語が出てこない自分に虚しくなり、ロシア語に逃げる。しかしこれでは娘は日本語を覚えない。
でも娘を抱っこすれば咄嗟に出てくる鼻歌や童謡は、日本語の歌。
咄嗟に出てくる子守唄って、母親に歌ってもらっていた歌なんだろうか。
私はセーラームーンでもトトロでもお弁当箱の歌でも一人ロシアの田舎で熱唱している。
夫がいつも歌っているのはこれ
Спят усталые игрушки песня | Спокойной ночи, малыши!
姑がいつも歌っていたようだ。
そんな姑が今、孫のためにいつも歌っているのは
Валентина Толкунова - Я не могу иначе
30年後くらいに娘が母になったとき、このソ連歌とセーラームーンを歌うのだろうか。
ロシア顔+日本語ほど似合わないものって無いと思っているから、夫が日本語できなくてよかったし、というか日本語喋る男だったら結婚してないし、これからもできなくていいよ、夫よ。あなたの容姿に日本語は似合わなすぎる。口喧嘩で言い負かしたい時だけは、日本語通じればいいのに!と思うけれど。
そもそも日本語が似合う容姿って日本人、というかアジア顔だけかな?
まあ、それを言ったらロシア語はアジア顔には似合わないと言われそうだが、ロシア語はブリヤートとかのモンゴル民族も使っているから、日本顔が意思疎通の手段としてロシア語使ったところで遜色ない。(超勝手なわたし的思考)
最近、金欠のためロシア人に日本語個人指導をしている。
アニメとか日本文化にではなく、日本語そのものに興味のあるロシア人っておっとりしたかわいらしいイメージがある。
17歳の言語オタク女の子が日本語に興味あるなんて嬉しい。もうすぐアジア圏の言語オリンピックらしく、彼女はがんばっている。
そういえば津軽弁とロシア語は似ているから、日本語でも津軽弁ならロシア顔にもよく似合うと勝手に確信している。
だからいつかロシア人と津軽弁で会話してみたい。
津軽語で「んだ/んだー/んだのさー」はロシア語で「ダー」
津軽語で「わいー/ わいはー」はロシア語で「 ワイー」
津軽語で「じぇんこ」はロシア語で「ジェンギ」
何が言いたいのかわからなくなったから娘自慢
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