Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

ニンプオンベンザ

10月に計画妊活を開始してすぐ、日にちまで計画的といえるような妊娠をした。

公演が無い時期を狙ったのに、公演が予定外に2つ降ってきた。
その時は自分的に妊娠かなと感づいただけなので、医者からの妊娠証明書がないから役降りることができず、劇場からは「体調不良で踊ります、わたしの意思です、何かあれば私の全責任です」
と一筆書かされた。国立劇場が妊娠している労働人を働かせて流産させたとなると警察沙汰だからである。私は泣く泣くサインした。
それで2度本番主役をこなした。
考えてみればこの時すでに妊娠していたから、流れなかったこの子は既に強いと思う。今のところ。超音波してないから今生きてるのか、わからないし月二ヶ月後まで超音波検査はないし。
あれだけ短距離走を2時間続けてるような作品だったのに、残ってくれたことに感謝。

さてこれを初めての検診のときにもらいました。職場に提出する妊娠証明書。ソ連の妊婦になった気分。1944年からの法に伴い、と書いている。戦時中に妊婦についての法が改正されたのね。


この時から妊婦でも便座に立ってたのだろうか。トイレの汚さは歴史的だと思います。