Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

方向性

研究者や教師のすべきこととは―

「守り、後世に伝える」だけでなく、
(たとえバレエなら)バレエというものの美の本質を解明することによって、
過去にあったバレエの美をもう一度とらえなおして、
現在あるバレエの美、そして未来のバレエの美を、より高次のものに高めるお手伝いをすること。

現在に美がないのなら、どうしたらそれが美たりえるのかの方向性を示すこと、
それも私たちの仕事―

だと思う。


私は、ずっと好きなことをしていたい。
将来について悩んでいるルームメイトと話していて、少し偉そうなことを言ってしまった。
彼女は、常に誰かの監視の目があった学生時代とは違い、
"自由な(全て自己管理)"バレエダンサー(社会人)の生活に疑問を抱いている。

"Занимайся любимым делом и ты никогда не будешь работать, кушать тоже редко будешь."
(自分の好きな事をしていなさい、そうすると君はいつまでも働かなくてもよいし、
食事を摂ることさえも、たまにで構わなくなるから。)

自分は好きなことをしているだけでも、第三者から見て
"彼女は仕事をしている" と見なしてもらえるのなら、
「私は働いている、つらい思いをしてお金のために働いている」
という概念が取っ払われるでしょう? ということ。

うん、彼女はわかってくれたようで「そうよね!」と。
私も、自分で言ってからなんか納得した。

とにかく、目の前にある時間を楽しみたい。



って、、、時差ボケ&深夜の不思議なテンションでブログ投稿に至った。
誤字脱字あしからず。
○ブラーシカと手をつないで眠りにつきます。