Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

いつかのサンタがやって来るという夢

ロシアでは今日、1月7日がクリスマスでした。

お祝いの日にはとりあえず、コレステロールの塊でしかないイクラバターパン。
私は何年経っても理解できないので自分用にイクラごはん。
シベリアから鹿ハム入手、美味しかった。


私はサンタクロースの存在を13歳になるまで信じていました。良い子で寝てる家の子供のところには、トナカイに乗って空からやってきたサンタが子供部屋の窓から入ってくるのだろうと。
ある日、父親宛の同僚からの年賀状に「子供達はまだサンタを信じてくれています」という走り書きを見つけて、とても哀しい思いをしたのは忘れないえーん
しかし留学前に現実を知って、良かった。
そうでないと留学中に垣間見た現実が多すぎて潰れていたと思う。

そんなわけで私は25日のクリスマスがあり、サンタクロースの居る国に住むのが夢なのです。ヨーロッパとか、ヨーロッパ。

・ロシアのサンタは дед мороз 凍り爺さんでしょ。と突っ込まれるかもしれませんが、あれはサンタではなく、孫連れのオジサンです。
・チスハーンはヤクーツクやそこら辺には居るかも知れませんがサンタではないです。
・赤いサンタクロースも商品化されてますが、これはアメリカのコカコーラ戦略に踊らされた結果だと大学の経済学の教授から聞きました。

青いサンタが赤いラベルのコーラを飲んで赤くなったと。世間ではこの戦略話は回らず、ロシアにサンタは2人となっています。確かに、アメリカ嫌いのロシア人たちがこの話をしたいわけがない。クリスマスは善い事だけ考えたい。ロシアにはサンタが2人もいる。世界一!

しかし、何が真実なのだ。
真実はいつも一つ、名探偵コナン!でネタにしてくれないかな笑 発想が幼稚滝汗

ひらめき電球夫に質問
「キミたちロシア人の子供は、寝てる間にサンタからプレゼントをもらうという夢は見ないのかね」
ひらめき電球夫の答え
「無いね。なんのために。凍り爺さんがいるじゃん。子供のためにはサンタと変わりない」

私は産まれてくる子に、サンタの夢を見させてあげたい。夫の協力はないだろうが一人でやる。そのときは応援よろしくお願いします。

С Рождеством! 今日はロシア人たちからお祝いメッセージが沢山来ています。私、正教信者じゃないのにわざわざありがとうね。
正教がなんだよりも、みんなで楽しく祝日を祝うのが重要なのです。