Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

雪どけ新年、アスファルト

謹賀新年!2017年もこんな雑記帳にお付き合いいただき、ありがとうございます。2018年は人間を産む予定でバレエやれず暇人謳歌中なのでさらに雑記帳感パワーアップですが、呆れずお付き合い頂ければ幸いです。

毎年12月31日は爆竹や花火の販売がオフィシャルに許可される日なので、子供たちは買い漁り外でバンバン遊んでます。花火より爆竹が安いし楽しいので人気です。 
セリョージャも昔はママに隠れてみんなで爆竹で遊んでいたそうですが友達の骨折をきっかけに徐々に離れたそうです。男の子はリスクを背負う遊びをしないと男になれないそうです。そうかな。自分の子供がやりたいって言ったらどうしよう。まあでも白タイツ履いて舞台立ちたいと言われるよりはマシだ。

海外在住者ならきっと誰もが思うこと、
「あ、最後のひじき一袋あけちゃった!」
このちょっぴり虚しくも果てしない満足感を昨日は大いに堪能して乾物たち、ひじき・豆・牛蒡・メンマ解禁!我ながら美味しくできました
。ロシア人に好評だったのは、鶏の西京漬けよりもコロッケ。日本のとんかつソースは素晴らしいものね。
夫と、バレエ団の監督と年越しました。
バレエの話なんてしません、酒が入るとみんな政治家になるのは万国共通。

プーチン演説が素晴らしかった。
ロシアでは民衆は大統領演説で年越します。
民衆統一!って感じで私は大好き。
プーチン、年とって疲れた顔していたけれどかっこよかった。
思わずウルッと来た、このプーチン演説中は外の空気までもが張り詰めて静寂。その後鐘の音を聞いたら乾杯して国歌で一気に騒ぎ出す。
そして雪道徘徊、が通常なのですが今年は雪が無く、はじめて新年をアスファルトで過ごした。
もう何度目にもなるロシアでの年越だけれど、今回ほど感慨深いものはなかったな。プーチンの言葉がより響く。何せバレエストップして子作りする決心したのだから!

こちら暇人パワー全開で制作した鏡餅。
切り餅でがんばった。誰か褒めて笑

二日目の新年会は夫実家で。私はシューバ着たニシンとオリビエサラダ担当、義母はメインのお肉とお魚料理。
妊娠前は義母の作る料理が油っぽすぎて食べられなかったが、今は、なんか大丈夫だ!むしろおいしい。こういうスケールのデカい、国家的な雑で単純な味がとても恋しい。

子供アニメに夢中のパパと息子、幸せの図