Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

わたしの姑ロシア人

エレベーターにて。
途中で入ってきた女性の強烈な香水の匂い(もはや悪臭)に耐えられず、その場で噴水のように吐く私。
女性の靴を汚してしまった。当然、私はその彼氏に怒られるが、うちの姑が最強だった。

「香水の使い方も知らずにこんなに売女のようにつけるほうが悪い、トイレの芳香剤かぶってろ」と姑が言う。男はスラング連発するも、姑に勝ち目はない。
靴を汚されたのにトイレの芳香剤かぶってろと言われたこの女性にさすがの私も同情したが吐いてるのでそれどころではなく、姑のロシア女パワーが役に立ったと感じた。

買い物に疲れ、姑とカフェへ。
ご機嫌だったのに、珈琲の文句が始まり店員呼んでバトル、店員も強い強い。でも勝つのは姑。誰がどう見ても、店員は悪くない。
姑はアメリカンを注文してしまったことに後悔し、アイスクリーム入りの珈琲欲しさにブラックの文句をつけ、代金はそのままでアイスクリーム入りのカフェラテにしてもらっていた。
他人のフリして私はケーキを楽しみました照れ

日本のカフェやホテルでは、上記のような姑の言動に恥ずかしくて、店員や他の人に対して申し訳なさすぎて、とてもとても苦い思いをした。私の家族も呆れ果て、家族を巻き込みとても困った。草津の旅館や東京各地で、騒がれた時には、私は我慢の糸がブツーンと切れて姑と夫と、大喧嘩した。夫はママ側なので余計に私はブチ切れた。この話はいつかまとめて記事にしたいと思っている。草津のきれいな写真も撮れたし忘備録にね。

でも、ロシアでは姑はこれでいい。いや、むしろこのままでいてください。貴女の強さに何度救われたことか。ただ、日本に連れて来たり、一緒に海外旅行をしてはならない。
でもね、あのとき草津で大喧嘩してよかった。
今言いたいこと言えるようになったから。
頼りにしてますぜ、ねえさん。