Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

言い訳

Сегодня не мой день. (今日は私の日ではない)

というフレーズはとても便利だ。

 

いつも出来ている回転が崩れた、リフトのタイミングずれた、振付飛んだ、そういう時はよく

監督に「どうしたの」と責められる。

そんな時こそ「今日は私の日じゃないのですよ」と返すと、和やかな感じになりますよ。

日本語で言う、「ミスった」。

 

言葉が人を選ぶのか。

 

私にはウィンクで返す監督、

別の子が言うと監督は雷を落とした。(タイミングの問題かもしれないが)

 

最近はアナ・ノヴァク著の「14歳のアウシュヴィッツ」を読了しました。

その収容所の臭いまでが文章から伝わってくるようで、”強い本”でした。

荒唐無稽で汚い社会のことなど目もくれるな、自分だけを信じて貫けよ、

と言われている気がしました。