Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

母乳、離乳食指導@ロシア

産後ダイエットでお悩みの方は、是非ロシアへ。

ロシアのデタラメ母乳指導、デタラメ離乳食指導で痩せますビックリマーク

 

「母乳のために果物だめ、緑黄色野菜だめ、トマトもきゅうりもだめ、人参なんて食べたら赤ちゃんが黄色アレルギーになる、葡萄、苺、桃も、母乳に害悪!牛乳もだめ!赤ちゃんがアレルギーになる!

生後二ヶ月目から離乳食開始しろ。ミネラル補給のために蕎麦粥も食べさせろ」

 

野菜果物はグラム売りです。野菜はダーチャで賄えているけれど、果物は買わないとない。桃も葡萄も食べたい。

袋に詰めて、グラム量るおばあちゃんに渡すと、「母乳ママにはダメ!」と戻される。

お会計のおばあちゃんにも、母乳に相応しくない牛乳やお菓子は「ダメでしょ!」って戻される。

 

そんなわけで欲しいものは買えず、何食べたらいいか分からず、たくさん泣きました。

人間、お腹がすくと凶暴化します。夫にも八つ当たり。

青色SNSの日本人妻団からの、バランスよく何でも食べろという救いの言葉に安堵したものの、

夫も私も、スーパーの愛嬌抜群ロシアンおばあちゃんたちに可愛がられているため余計、買いたい食品が買えない。

桃が食べたい!メロンもすいかも食べたい!明日は、姑にスーパーに行って、買ってきてもらおう!

 

娘エカチェリーナの2ヶ月検診。

医者に、来週から離乳食を始めるようにと言われる。

「まずは林檎ジュースからはじめて、蕎麦の実も、ミネラル補給の為に粥にして与えろ」

 

私は無知識な初ママながらも、生後二ヶ月で離乳食は早すぎるのではないか、蕎麦はアレルギーだと死ぬんではないか、と疑問符が頭に浮かんだその瞬間、この医者に娘を殺されてたまるかという怒りにかわった。

 

私 「娘に蕎麦アレルギーがあったらどうするんですか、あなたのそのデタラメなアドヴァイスを鵜呑みにしたら娘は死にます」

医者 「アハッハ!蕎麦アレルギーなんて聞いたことないわ、あんた医学的知識でも持ってんの」

私 「日本では蕎麦アレルギーで命を落としている子供たちがいます」

医者 「あのねえここはロシア。日本じゃないの。ロシアの子供人口をあんたは知ってるの?とても多いのよ。それはなぜだかわかる、私ら医者の言うことが正しいからよ、私たちが子供を救っているの。私という医者の言うことが聞けないならあんた日本帰れば、日本の医者の言うことだけ聞いてればいいじゃない。蕎麦の実は赤ちゃんの健康のために必要不可欠だって言ってあげているのに。あんたの可哀相な娘のためにね~」

※このあとの私と医者のмат表現を含む会話は日本人向けブログには大変不適切なため省略致しますw

 

2ヶ月検診も、子供病院にて4時間待った。

受付なんて勿論無いから、予約順なんてありえないし

全ロシア連邦共通のЖивая очередь, 活きた行列だし

人差し指でキーボード打ち込みしているのは、目も悪いババア医者。

ついでに5階建ての病院だけど階段もないよ!

全ての検査を同じ病院で受けることはできないよ!

 

それでも我慢できるのは娘がかわいいから!あと、愚痴れる日本人妻たちのおかげ。

ロシアなんかに負けないよ!

 

青い目期間ももうすぐ終わるのかな。最終的に何色になるのだろう。

 

最近よく笑う

 

 

 


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