Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

デモ

暇だなーと思っていたら、給料よこせデモの呼び出しを食らう。今シーズンでは、第一回目。

私たちダンサーとかの給料が遅れるのは、だいたい文化省が悪いらしい。ただ今回は金融省で何らかのシステムが壊れたらしく、この町にある全ての劇場の労働人(バレエ他音楽、演劇とか)への給与支払いが大幅に遅れているそうだ。人形劇場のとある役者の給料カードは凍結されたらしい。謎。
で、セルゲイという熱血学級委員みたいな同僚から人数が必要なんだ!参加しろ!と電話が来たのでこれからデモにいってきます。セルゲイのデモや集会での演説は迫力がある。声も良い。頭にあることをすぐ言葉に変換できる、こういう人は貴重だと思う。ついでにデュエットがすごく上手い。そしてこの男の奥さんは、サクラ集めとかちょこまか走り回って人を集めるプロ。ほんとお似合いの夫妻だよなー。
デモよりこの夫妻の漫才が好き。ロシアにいると強く実感できるからね。では行ってきます