さよならヒル美
すこし前に、ヒルで有痛性外頸骨が完治してしまった話をしました。
http://ameblo.jp/kanonballet/entry-12166265142.html
この話には続きがあるのです、
検尿カップの水を取り替えようと蓋を開けたら4匹のヒル美が
凄まじい勢いで検尿カップから這い上がり、私の右手に噛み付き吸血を始めた。
よほどお腹を空かせていたのでしょう。
それにしても、吸血の痛みとは腹より手のほうが強烈で、痛みはジリジリとしつこい。
我慢できなかった私はピンセットでヒル美をつまみ、検尿カップの中へヒル美を戻そうとするもヒル美はしぶとく、私が蓋を閉められないようにカップと蓋の間で暴れたり、ピンセットからその黒い身体を伸ばして私の手み噛み付いてきた。
私はヒル子(別の子)の入った検尿カップの蓋を閉めるタイミングを間違い、ヒル子の首というかお腹を半分に切ってしまったことがあり、それがあまりに残酷で衝撃的な記憶となってしまったため、無暗に蓋の開閉をしないことにしていた。
1時間経過、私は何をしているのか ― ヒルを検尿カップに戻そうと奮闘中の24歳独身。
ふとむなしくなり、近所のいつものおばあちゃんたちに助けてもらおうとヒル美を持ったまま外に出たのですが、こういう時に限って誰もいないもの。
諦めてトイレに流すことにしました。
ヒル美との別れは、あっけなく終わってしまいました。
しかも日本のパナソニックのような高スペックトイレの洗浄水力ではなく
ロシアの古い、何の機能もついていない、洗浄レバーさえもすぐ壊れるトイレによって。
たかがヒル されどヒル ペットとは家族同然なのですね
少し寂しかった。
そのかわりにВНЖ(永住権/一時居住許可) を手に入れました。
ヒル美はまた買えばいいさ。薬局によって値段も状態もちがうから、
ヒル購入は1日がかりの大仕事ともいえよう。
ヒル治療は個人的には気に入りました、また足痛んだらヒル買います。
次はなんという名をつけてあげよう、シンプルなのがいいですよね。