Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

目覚めて腰痛

オペラ、オーケストラ、バレエ合同リハほど待機時間が長いものない。

バレエは「一番疲れるもの」として認識されているので、リハの最初にやらせてもらえる。

踊り終わっても帰ってはいけない、袖幕でオペラを聴く。

指揮者はバレエにはあんまり怒らないけれど(本人が踊らないからね)オペラとオーケストラにはガンガン怒鳴る。

たまにその声でハッと目覚める。

歌は何も分からない私らバレエ側にとっては子守唄、袖幕で眠る、目覚めて腰痛、もう年だ、年金まであとN年。

 

ボリショイで卒論のテーマにした子供たちがもう最終学年。

信じられないのか、信じたくないのか、みんなますます正しくて綺麗。

いいねー、この、一瞬の躊躇も無いこの美よ。