Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

2~3月のSBT原宿クラスレッスンのお知らせ

クラシックバレエやキャラクターダンスの指導を皆様にさせて頂いています時に、
自分の中で心掛けていることがいくつかあります。

1.予めその日のレッスン計画を立てておくこと。
指導中に、その日の生徒さんの調子に合わせてすぐに対応が出来るよう、
万全な準備をしておきます。

2.お稽古中、コンビネーションを説明する時にpas(動き)をひとつひとつ、
正式名称を言いながら、このpasを訓練する意味をお伝えすること。

3.時間の許す限り、実際に私が模範となって動いて見せること。
私の動きから、少しでもイメージを掴んで頂ければいいな、と願いながら:-)

バレエダンサーを引退した後に、
教師になってから著されたアグリッピーナ・ワガノワの教えでは、
「教師は黒い服を着用し、それぞれの個性を潰さない為に、
生徒にお手本を見せてはいけない」とされています。
ですがまだ私自身がバレエダンサーとしても活動させて頂いておりますので、
身体が動く、今の若いうちに、踊ってお見せします。(笑)

年齢が低ければ低いほど、飲み込みが早く、
目で見た通りにコピーして動いてしまう子供達。
ゴロゴロしている暇は無いですね、私も自身を磨かなくては、、、

アカデミーのロシア人を14歳で見たとき、醜い自分が恥ずかしかった。
本当に綺麗な、自分と同じ年のロシア人達。黙って立っているだけで美しい。
あのアカデミックな、まだ未完成だけれども、隙のない動き。
そして、コンクールで見せてきた作品を踊ることしか出来なかった自分を悔やんだ。

このことが忘れられない。
だからこそ常に、決められたワガノワメソッドに基づき、研究を深めながら、
結果までの近道を見つけることが出来た時には、それを身体で生かさなければ、
導かなければ、と思うのです。


という訳で:-)
近々、SBT原宿にてクラスレッスンを行います。
普段プライベートレッスンを受けられいる方も、ぜひぜひご参加ください!
色んな人たちと、いつもと違う場所で、環境で。
他人から"刺激"を受けるあなたも、誰かのためにとっての"刺激"となるかもしれない。
そんな貴重な感覚を味わいながら、気持ちよく、のんびりと。
守るべきところは忘れずに守りながら、正確に、美しさを求めて。

そしてお稽古場を、今日の「舞台」だと思って、きらびやかな笑顔で、、、!
(そして「黒目を開けて!」※前回のブログ参照 )


■2月24日(日)
14:50~16:20 クラシックバレエ
16:30~17:30 ポアント・フロリナ姫のヴァリエーション

※クラシックバレエクラスは定員となっておりますが、
次のクラスはまだお申し込みいただけます:-)

クラスに関しましての詳細、ご予約はこちらからご確認ください!↓
http://www.ballet-tokyo.com/studio/2%E6%9C%8824%E6%97%A5%E6%8B%85%E5%BD%93%E7%A0%82%E5%8E%9F%E4%BC%BD%E9%9F%B3%E3%81%95%E3%82%93%E3%82%88%E3%82%8A/



■3月10日(日)
14:50~16:20 クラシックバレエ
16:30~17:30 キャラクターダンス

※キャラクターダンスクラスでは、先日のクラスでも好評でした
ドンキホーテ第一幕で踊られる、セギディリアの踊りをします!
またお扇子の使い方、そして足のステップをゆっくり、
分かりやすく説明いたしますので、両クラスともお気軽にご参加ください:-)


■3月14日(木)
19:40~20:55 クラシックバレエ
21:00~21:45 ポアントクラス

※ポアントクラスは、ボリショイバレエアカデミーに入学したての子供達が初めて学ぶ
「つま先立ち(トウシューズ)での訓練」のプログラムより行います。
難しいことは一切しません。
その分、たっぷりと時間を使って①両足~両足 ②両足~片足へ立つことに集中しましょう!


クラスに関しましてご予約、お問い合わせはBallet Tokyoオフィシャルサイトより
SBT原宿「お申し込みフォーム」からどうぞ(^-^)/↓ 
http://www.ballet-tokyo.com/studio/sbt%E5%8E%9F%E5%AE%BF/


K ♪ K バレエ
もうブログでは何度も登場しています、幼なじみのアントン君とジゼルごっこ。
後ろの「Интернат」という文字が見えますか?「孤児院」という意味です。
つまりこれは、「孤児院のジゼル」笑。