Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

春だゴスだ

春だ、ゴス(国家試験)だ!

どうしても春になると未だにゴスしか考えられない。ゴスのためにゴスしか考えず生活したあの日々。

去年の今頃もバレエ団の初演で忙しかったのに、

ゴス観にボリショイ行きたい

→さぼってバレエ団抜け出す方法しか考えられない

→仲良しの監督に相談→仮病使って病人証明書取ろうとしていたら芸監にバレて大激怒されたのでした。

去年行けなかった哀しさは、いつか報われるのだろうか

 

今、妊婦=暇!今なら行ける、のに、もう卒業して時間たちすぎて絶対通行証くれない、モスクワ行けても入れない。

そして、つわり第二陣がやってきてベッドから動けない泣 朝食食べた分全部吐いた。動くのやめましょう。

 

わたしはこの2007年のボンダレンコクラスのゴスを生で14歳のとき見て、大感激したのでした。

当時私は5年生のレービチクラスで、5年生だからまだテクニック的に難しいこと、たとえばGrand pas de chatも習ってない状態

(けどレービチが卒業生持った後だったということと、クラスがガリガリ・炎のクラスと呼ばれるほどクラスメイトの女の子達が優等生だったこともあって6年生に近いこともしてた)だったので、3年後には自分もクラスメイトもこんな難しいことをする、できるようになる、いや、できるようにならないといけないのかと、とにかく期待と不安でいっぱいだった。衝撃だった。いやー、憶えてるもんですね。

 

どこから見始めても最高なんだけど、特に39:45~40:02

懐かしいこのポーランド性質舞踊曲にもやられるわ

pas jete entrelace с заноской 女ならGrand pas jete renberseeへのこの繋ぎ!スイロワもこの組み合わせ好きだった。

ほんと学年ごとのプログラムを一段落としたりあげたりして生徒の負担ないようにするこのハイセンス、ハイクオリティ、この厳密さが美しい。

タラソフの教科書超えた瞬間を見た気がする

 

あーーーー観にいきたい。