Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

レッスン

レッスン中、プチ・教授法論争がはじまることがよくある。
というのは監督(怖くないほう)がコンビネーションを見せながらパの名称を間違えると
ここぞとばかりに団員たちが監督にちょっかいを出す.....子供だ。笑 


今日のテーマは
Grand sissonne renversee en tournant en dehors, en dedans.

監督、コンビネーションを見せながら「ジュッテランベルセ!」
団員1「ちがいますよ!(待ってました)」
団員2「7年生課題ですよ!ロシアよりも何十年も前のことで忘れちゃったかい。」
監督 てへぺろ

今日はこれだけで済んだけど、
監督(怖いほう)のスイッチを押してしまうと
「ワガノワの教授本第何号または何年刊行版に書かれているか答えよ」にまでなる。
こちらの監督は、ポノマリョフもコンプリートしているのか、と思わずにはいられないような
コンビネーションを出してくる。

読む教授本がみんな一緒。

これらは、私がロシアのバレエ団に戻ってきてよかったと思うことの一つ。
もう、楽しくて仕方がない。
この面白いポイント(笑のつぼ?)を逃さないためにも、勉強せねば、踊らねば。

ロシアには古典舞踊、バレエがこれからもずーっと、ずーっと在り続けますように。