Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

お団子頭の女の子と、お母さんカップル

個人指導を受けに来てくれている生徒たちの上達が見えて嬉しいです。
週5回~6回が当たり前。朝学校行く前に家でレッスンしていく生徒さんもいます。
でも、どの生徒よりも熱心なのは、お母様方です。
90分間ずっと、メモを取り続けてくれています。

私も小3から留学寸前までは月に何度か、
バレエ教師の母親と一緒に、個人指導を受けに行ってました。
正直、バレエより塾のほうが友達と遊べるから楽しかった。
評価が数字で出るから、頑張る甲斐もあったし。

バレエには自分の意志では無く、連れて行かれていました。
怖い母親に反発できなくて、
ただただ辛くて悲しくて、泣いてました。

それでも気が付いた頃には、自分でバレエを選んでしまったのでした。
常にバレエのことしか考えてなかったし、
片道4時間半かけて、母親とは別の先生のところまで通っていました。

でもきっと、今も後悔はしていないです。


実家を片づけていたら、こんなものが

K ♪ K バレエ
2001年のバレエ注意メモ!母親の字です、ずっと書いててくれました。

K ♪ K バレエ
シェネが出来なかったらしい。確かに、目回って翌日熱出して学校休んだ記憶がある笑


私にとって母親は「先生」でしかなかった。
今自分が、生徒たちに個人指導をする立場になってやっと、
あの時からもずっと、「母親」だったんだなと思いました。

恵比寿周辺はバレエ人口が多いのか、
よくお団子頭の女の子とお母さんのカップルをよく見かけます。

きっと、どのカップルも一生懸命なのは、お母様のほうなのかな(^-^)♪