Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

ロシアのタクシーと飴ちゃん

これからロシアへ語学留学する友達に、最近のロシアのタクシー事情を聞かれます。
参考にならないかもしれないけれど、読んでくれたら嬉しいです!
K ♪ K バレエ
モスクワで。シェレメチェボヴォ空港から家までの帰り道。

白タク、確かにぼったくろうとする運転手さんもいるけれど、
ぼったくられたら、とりあえず言い返すしかないですね。
原価の2~4倍とかで請求してきますから...
それか日本円いくらか渡して、「本物の日本のお金だよ。コレクションにして♪」
と一言添えれば大体OKだった♪

助手席に座ることはあまりお勧めしないかな。(特に女の子には)
中には変な人も居るので、気をつけなきゃです。
タクシーに乗る前に、大丈夫な人かどうか確認してから乗ったほうがいいですね。

ロシア製の車に乗ると、私は何故かいつも酔います。
たぶん、タイヤと座っている席が近いからなんだと思う。

とある地方で赤信号で止まる度に、エンジンが動かなくなり...
その度に運転手が降りてボンネットを開け、オイルを差す...
というタクシーにも乗った事があった( ̄∇ ̄)
モスクワやペテルではさすがにそんなことは無いと思います。
K ♪ K バレエ
とある地方の空港近辺。なんにもない。


何度かお世話になった、優しい白タクのおじいちゃんがいます。
彼はもう、「冬は寒くて夏は暑いロシアの気候についていけない!僕は老体だもん!」
そしてアメリカへ家族と一緒に引っ越してしまい、モスクワに居ないので
みなさんに紹介することができませんが...

私が手術後の検査で病院に行くときに、最寄の駅からの病院までの道を忘れ
いつものように道に迷って、近くに停車していた白タクのおじいちゃんに道を聞くと、
「説明が面倒だから乗せてってあげるよー!僕は日本人がだいすきなんだー!
なぜかというと、日本人はお年寄りに優しいから!」
と言って病院まで連れて行ってくれました。

「1時間で検査おわるから、待っててくれる?」と聞いてみた。
返事は一言、「待ってるよー!」


本当に待ってくれていた。こんなこともあるんですね。
当時は留学中だったので、寮まで送ってもらいました。

代金を支払おうとすると、「いらない!お金なんかもらえないよ!」と首を振って言うので
どうしようか悩んだ結果、持っていた日本のミルク飴をあげると、
「孫の分ももらえる?」と聞かれたので、持っている飴全部あげました。
それだけで、とっても喜んでくれた。

ミルク飴ひとつでこんなに喜んでくれる人、他にいるでしょうか。

これぞロシア100パーセントみたいな?(笑)