Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

ロシア語

来年からロシアへバレエ留学を決めた二人の生徒に
<とりあえず寮生活、レッスンで困らないためのロシア語> を教えています。
テキストは東大の先生オリジナルのもの。

私がロシア語を教えているなんて
語学マニアの友達に怒られそうだけど、
だれかにわかりやすい言葉を選んで教えることで自分のロシア語力の乏しさも再認識、一度で二度 おいしく味わっています。

もし、バレエの継続が状況的に厳しくなることがあったとしても、ひとつの知識としてロシア語を勉強しておくことで
感性さえも、豊かになるのかも。
そこからまた何か違う語学、セルビア、ペルシャ語など、興味の幅はいくらでも広められる。

宮中バレエからボリショイ短期留学した生徒は、上京して大学で第二外国語にロシア語選択→ロンドンへ英語留学した。帰ってこなくていいよ。

寝言でプーシキン、秋のはじめにリルケの詩をロシア語で朗読する親友(女性)の将来の夢は、世界征服。
人生いろいろ。

バレエの個人指導終了後15分間ほど
お時間ください。

チェリー・レッドのトロアカール。
ピンク・グレーにマスタード・イエローの明るみがかかったシルクタフタ。
淡い青のア・ラ・フランセーズで舞う美しい貴婦人たち。
優美と富の象徴であるかのような、メヌエットのポーズ。左右の肘の高さと、滑らかな首のラインの調和。

人の縁を大切にしたいです。