Sunahara Kanon's Diary

ロシアで子育て奮闘中、バレエダンサーの雑記帳

宮廷舞踊

古典舞踊よりも、宮廷舞踊で先に爪先立ちや軽い跳躍、
男性は女性のエスコート等を学ぶ。
※低学年で男女合同の実技授業は宮廷舞踊のみ。他は一般教科(座学)以外は別々。

男性パートは進行方向が左で、裏側の動きをするので複雑。
留学中、授業では女性パートしか踊らなかったので
男性パートについては教授法を学ぶまでは考えたこともなかった。
こんなに大変だったとは...

16世紀の女性はもちろんコルセットして、6mのドレスの裾(最長)に、
2kgほどのかつらを被って踊っていた。
私は50cmのドレス裾を自分で踏んで転んだことがある。
しかも殆ど歩行のみの舞踊、パヴァーヌで!
この時代に生まれなくてよかったw

19世紀は男性もコルセットしていた。
剣も腰から下げていたから窮屈だったに違いない。
そんな状況で、長いドレス裾の女性を自由に踊らせてあげて、
先導して手を差し伸べてあげていたと考えると、すごい。

ああ、ゴロゴロしてはいられない、学べ(笑)


K ♪ K バレエ
きれい

K ♪ K バレエ
かわいいぞ

K ♪ K バレエ
きれいだー


そういえば宮廷舞踊の先生(ボンバー)の携帯電話着信音が
ヘンデルのクランタ舞曲だった。きっと頭の中17世紀イタリア。